春になると
桜が綺麗な花を咲かせます。
そんな桜の種類はどれくらいあり
名前はどのようになってるのでしょうか?
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桜の種類はどれくらいあるのか?
それで桜の種類は
どれくらい存在してるのかと言えば
日本においては
江戸時代までに栽培品種を含め
300種を超える桜が存在していた
とされていて、
現在ではなんと
600種類を超えている
と言われています。
600種類と言われても
イマイチピンときませんが、
桜は江戸時代から品種改良を重ねていき
種類も豊富になっていったのでしょう。
桜の種類にはこんな名前が
そんな感じで桜は種類が多くて
全部は紹介する事ができませんので、
今回はそんな桜の種類の中から
原種
つまり品種改良される前の
野生種の桜の名前を紹介していきます。
桜の種類の名前1:江戸彼岸(エドヒガン)
桜の原種の一つが
江戸彼岸(エドヒガン)
で彼岸の頃に花を咲かせる事から
上記の名前となっています。
樹高はおおよそ15m~25mとなっていて
葉は楕円形で長辺が5~10cmです。
花は薄紅色から白で
花弁は5枚で一重となっていて
萼(がく)の付け根が
丸く膨らんでいるのが特徴的です。
また、
花が多く咲く特性から
多くの品種の母種として使われていて
桜の中でも有名な
ソメイヨシノ
の片親にもなっている程です。
桜の種類の名前2:大島桜(オオシマザクラ)
大島桜(オオシマザクラ)
も桜の原種の1つになっています。
樹高はおおよそ15mに達し、
葉の長さは5cm~10cm程度で
先端が尖った倒卵形または楕円形で互生、
細かい鋸歯を持っています。
そして、
花弁は白色で5弁となり
淡い芳香を持っているのが特徴で
葉の成長とともに茎の先端から数個の花をつけます。
そして大島桜も
多くの園芸品種を生み出していき、
こちらもソメイヨシノの片親になります。
桜の種類の名前3:山桜(ヤマザクラ)
日本の野生の桜の代表的な種である
山桜(ヤマザクラ)
も桜の原種として知られています。
樹高が30mを超える大木になる事も多く、
葉芽と花が同時に開くのが特徴となります。
そして、
新芽から展開しかけの若い葉の色は
特に異変が大きく、
赤紫色、褐色、黄緑色、緑色になったり
裏面が白色を帯びたりします。
そして花弁は5枚で、
基本的に色は白色、淡紅色なのですが
淡紅紫色や先端の色が濃いものなど
変化が見られる時もあります。
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桜の種類の名前4:寒緋桜(カンヒザクラ)
旧暦の正月あたりに咲くことから
元日桜とも呼ばれている
寒緋桜(カンヒザクラ)
も桜の原種となっています。
樹高は5m程度になり
釣り鐘状の花が特徴となっています。
そして花の色は上記の通り
濃い桃色や白など個体によって様々です。
そして沖縄では野生化していて
寒緋桜が沖縄では「桜」として知名度が高いです。
桜の種類の名前5:豆桜(マメザクラ)
富士山近辺やその山麓、
箱根近辺等に自生している
豆桜(マメザクラ)
も桜の原種となっています。
樹高はそれほど高くならず
付ける花も1cm~2cmと小さいために
豆桜と呼ばれています。
そして
花弁は五枚一重で色は白から薄紅色、
他の桜と違い花を
下に向けて開かせるのが特徴です。
桜の種類の名前6:チョウジザクラ(丁字桜)
チョウジザクラ(丁字桜)
も原種の桜として知られていて、
花を横から見ると
丁字や丁子(クローブ)のように見える事から
チョウジザクラという名前になってます。
五枚一重で、花びらは2cm前後と小さく
白からやや薄紅色の花を咲かせます。
そして樹高の方も大きくても7m前後と
小柄な桜となっています。
桜の種類の名前7:カスミザクラ
カスミザクラ
も野生種の1つとなっていて
樹高は15~20mとなり
5月頃になると白く大人しめの花を咲かせます。
また、
ヤマザクラに比べて、
緑の葉っぱをつけた状態で開花する事が多く、
花や葉っぱに
細かい毛が生えているのが特徴です。
桜の種類の名前8:オオヤマザクラ
オオヤマザクラ
は北海道に広く分布してる桜で
山桜よりも花びらや葉っぱが大きいのが特徴です。
桜の種類や名前まとめ
桜の種類はどれだけあるかや
原種となってる桜の名前は以上です。
桜は現在日本では
多く分布していて種類も豊富ですが、
上記の原種となる桜から
様々な種類が生まれているのだとも感じます。
ちなみに桜については
といった記事でもまとめています。
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