桜が咲いているシーズンに
ピンクの花をつける桜
を見かけたかと思いますが、
ピンクの桜の名前は何なのでしょうか?
スポンサードリンク
ピンクの桜の名前は何という?
桜の中でもピンク色の花を咲かせる桜も
結構種類が多いですので
今回はピンクの桜の中から
代表的なものをいくつか紹介します。
ピンクの桜:紫桜
「ベニヤマザクラ」系の園芸品種の
紫桜
は薄く紫がかった桜色をしてるため
ピンクに見える桜となっています。
花は4月中旬頃から5月上旬頃にかけて咲き、
紫桜の系統のうち花弁が10枚以上あるものは
ヤエムラサキザクラ(八重紫桜)
と呼ばれています。
ピンクの桜:寒緋桜
沖縄の桜として知られている
寒緋桜(カンヒザクラ)
も白から濃い桃色まで個体によって
様々な色が存在しているのですが、
そんな寒緋桜もピンクの桜として認知されています。
沖縄などの暖かい地域では
1月下旬頃から開花することもありますが、
本州においては大体
3月頃
に開花するとされています。
そして、
ほとんどの桜と違って花弁が散らず
萼(がく)が付いた状態で落ちるのも特徴です。
ピンクの桜:河津桜
静岡県河津町のものがとても有名な
河津桜
も濃いピンクが美しい桜なので
ピンクの桜として認知されています。
オオシマザクラとカンヒザクラの
自然交雑種だとされていまして、
2月上旬から3月にかけて
約1ヶ月に渡り咲く早咲きの桜となっています。
カンヒザクラ(寒緋桜)を親に持っているためか
花を咲かせる時期も早いなと思いますね。
ちなみに河津桜という名称は
1955年に静岡県賀茂郡河津町田中の
飯田勝美が河津川沿いの雑草の中で
偶然河津桜の原木を発見し
庭先に植えたことが由来とされます。
スポンサードリンク
ピンクの桜:紅豊
大輪で濃いピンク色の八重咲きの桜である
紅豊
もピンクの桜として有名です。
花弁枚数15~20枚と多いことや
色の豊かなことから紅豊という名称がつけられ、
4月上中旬頃に
本州で多く咲いている桜のソメイヨシノよりも
やや遅れた時期に咲くのが特徴となります。
ピンクの桜:大山桜
北海道、北陸、中部地方以北等に自生している
大山桜
も淡い紅色の花を咲かせることから
ピンクの桜として知られています。
4月中旬頃に開花し、
山桜にくらべ花や葉が大きいことから
「大山桜」と名付けられました。
桜の関連記事
ピンクの桜まとめ
ピンクの桜については以上となります。
こうしてみるとピンクの花を咲かせる桜は
結構多いなと思いますし、
咲くのが早い種類のものもあるなと感じます。
スポンサードリンク