冬至のときには
ゆず湯に入る
という風習が存在しますが、
冬至のゆず湯はいつ頃はいるのでしょうか?
また、
冬至のゆず湯はいつから始まったのでしょうか?
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冬至のゆず湯はいつ入るのか?
冬至のゆず湯はいつ入るのかといえば
12月21日か12月22日
となっています。
冬至というのは
北半球において太陽の位置が1年で最も低くなって
1年でもっとも昼の時間が短い日
となっています。
天文学的には冬至は
太陽の黄経(こうけい)が270度に達する日なので
太陽が一番南にある状態となり、
それによって北半球では
1年中で昼がいちばん短く、
夜がいちばん長くなる日となります。
そして冬至は
太陽の力が一番弱まる日
となっていまして、
太陽の力が一番弱まるので
後は冬至を境に再び力が甦ってくる事から
一陽来復(いちようらいふく)
といって冬至を境に運気が上昇すると言われてます。
なので、
運気が上昇する前に自身の体を清めようと
冬至にゆず湯に入るようになったのです。
そして冬至の日はその年によって
いつになるのかは変わりますけども、
12月21日か12月22日
の場合がほとんどですので、
それくらいの時期にゆず湯に入りましょう。
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冬至にゆず湯はいつから始まったのか?
そして、
冬至にゆず湯に入る風習は
いつから始まったのかといえば、
具体的な時期は不明ですが、
江戸時代頃より冬至にゆず湯に入る習慣は
存在していたということです。
江戸時代に銭湯ができたときに
当時の大衆浴場でお客を呼び込むために
ゆずを湯船に入れたのが始まりと言われ、
冬至(とうじ)と湯治(とうじ)を掛け合わすことで
冬至の日に銭湯に来ることを呼び込み、
ゆずと「融通(ゆうずう)」を掛け合わせて
お湯に入って融通よくいきましょう
という意味が込められています。
また、
冬至の日には太陽の力が弱まるから
病気や災害の元凶である邪気が現れるようになる
と言われていましたので、
冬が旬の柚子は香りが強いので
邪気を払って幸運を呼び込んでくれる
ともされていました。
さらに言えば
果皮に含まれるクエン酸やビタミンCにより
美肌効果を期待することができますし、
血行を促進して冷え性を緩和したり
体を温めて風邪を予防する効果、
そして芳香によるリラックス効果がありますので、
実際に冬至にゆず湯に入るのは
効果的ということになりますね。
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冬至のゆず湯はいつまとめ
冬至のゆず湯はいつ入るのかについては
12月21日か12月22日
となっていますし、
冬至のゆず湯は
江戸時代頃から始まったとされます。
なので毎年
12月21日か12月22日には
ゆず湯に入るようにしておきましょう。
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