旧暦でいえば初冬と呼ばれる時期に入りましたので、

 

初冬 季語 俳句

 

初冬を季語として使った俳句を書いてみよう

と考えられているかと思います。

 

ですが、

初冬の季語には
一体どんなものがあるのでしょうか?

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初冬の季語ってどんなものがあるの?

初冬の季語としては例として
下記のようなものが挙げられます。

 

 

時候

神無月 小春 十一月 小雪 冬浅し 冬めく

水始めて氷る 立冬 冬の日 孟冬 上冬 冬の始

 

 

天文

神渡し 凩 時雨 初時雨

初霜 初冬 初雪 冬凪 星の入東風

 

 

生活

浅漬 亥の子 射場始 馬下げる 案山子揚

風除 蕪引 蕪菁干す 刈上餅 雁木 北窓塞ぐ 口切

車蔵ふ 楮蒸す 木の葉髪 蒟蒻掘る 敷松葉 霜除

棕櫚剥ぐ 生姜掘る 蕎麦刈 大根引 大根干す 沢庵漬

塗炉縁 蓮根掘る 初猟 冬構 冬の更衣 べつたら市

干菜吊る 麦蒔 目貼 炉炭を進る 炉開

 

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行事

亜浪忌 一葉忌 厳島鎮座祭 一蝶忌 一碧楼忌

出雲大社新嘗祭 恵比寿講 納の庚申 御火焚 下元の節

神在祭 神送 髪置 神の旅 神の留守 神迎 神等去出神事

感謝祭 吉祥院八講 九州場所 勤労感謝の日 空也忌

熊手 契冲忌 興福寺法華会 七五三 十夜 尻摘祭

神農祭 聖ザビエル祭 誓文払 宗鑑忌 徂徠忌 待降節

大師講 松明あかし 達磨忌 秩父夜祭 東叡山開山忌

東福寺開山忌 十日夜 栂尾虫供養 土芳忌 豊国忌 酉の市

新嘗祭 波郷忌 芭蕉忌 牡丹焚火 三島忌 箕祭

孟冬の旬 諸手船神事 維摩会 頼朝忌 来山忌 羅山忌

嵐雪忌 浪化忌

 

 

動物

落鱸 熊穴に入る 柳葉魚 蟷螂枯る

初鱈 冬の蝗 綿虫

 

 

植物

銀杏落葉 帰り花 柿落葉 寒葵 寒竹の子 寒蘭

山茶花 茶の花 石蕗の花 柊の花 枇杷の花 冬葵

冬紅葉 朴落葉 麦の芽 紅葉散る 八手の花

 

 

初冬を季語とした俳句で有名なのは?

そして

初冬を季語とした俳句の中で
有名なものだとこのようなものがあります。

 

初冬や訪はんと思ふ人来ます

与謝蕪村

 

初冬や日和になりし京はづれ

与謝蕪村

 

初冬の家ならびけり須磨の里

正岡子規

 

初冬や竹切る山の鉈の音

夏目漱石

 

ちなみにこれらの俳句のうち

初冬や日和になりし京はづれ

という句に関しては

 

さっきまで時雨模様だったのに
京の郊外までやってきたら、いい天気になった。

という意味になっています。

 

 

初冬は季語としていつからいつまで?

初冬は季語として
いつからいつまで使えるのかに関しては

 

11月7月頃からは

立冬

と呼ばれる旧暦における
冬の始まりの時期となっていますので、

 

初冬を季語として使えるのは

11月7日頃

となっていますし、

 

12月7日頃からは

大雪(たいせつ)

という時期になりますので、

 

初冬を季語として使うことができるのは

12月6日頃まで

となっているのです。

 

 

初冬を季語として俳句に使うのはまとめ

初冬の季語に関しては以上です。

 

なので初冬の季語を用いて
俳句を書いてみてください。

 

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