雨の時期を表す言葉に

 

 

五月雨(さみだれ)

という言葉が存在します。

 

そんな五月雨はいつの季語として
使われているのでしょうか?

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五月雨の季語はいつなのか?

五月雨という言葉を聞くと
「五月」という言葉が入ってる事から

春の季語

と思いがちでしょう。

 

確かに
五月雨の意味は

旧暦5月頃に降り続く長雨

となっていますし、
5月は現在(新暦)だと春の終わり頃です。

 

ですが、
五月雨は実際のところは

夏の季語

として使われています。

 

なぜなら、
旧暦に置いて四季は月ごとに

 

春=1月・2月・3月

夏=4月・5月・6月

秋=7月・8月・9月

冬=10月・11月・12月

 

と分けられていました。

 

なので5月は旧暦だと
夏(仲夏)の時期になりますので、

 

旧暦の5月に降り続ける長雨
という意味を持っている五月雨は

夏の季語

という事になるのです。

 

それにしても5月と言えば
現在では春の終わりというイメージですが

旧暦だと夏の真ん中の時期と言う事で
現在とギャップを感じずにいられませんね。

 

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五月雨は季語としていつ使われるものなのか?

そして五月雨は季語として
いつ頃使われるものなのでしょうか?

 

五月雨は「五月」と付いてますし
上記の通り意味も

旧暦の5月に降る雨

となっていますので、

 

五月雨は5月に使われる言葉

と思うかもしれません。

 

ですが、

5月が旧暦だと夏に含まれてたように
旧暦と新暦の季節にはズレがあり、

 

例えば旧暦の夏は現在で言うと時期は

 

4月:4月下旬~6月上旬頃

5月:5月下旬~7月上旬頃

6月:6月下旬~8月上旬頃

 

とされているのです。

 

つまり旧暦の5月は現在でいえば

6月頃

という事になります。

 

なので五月雨を季語として使う時期も

6月頃

という事なのです。

 

6月と言えば梅雨のシーズンで
五月雨も長く降り続ける雨の事ですが、

 

まさに五月雨という言葉は

梅雨の時期

を表す言葉として使われてたという事です。

 

旧暦と新暦では1ヶ月程ズレがあることで

梅雨の季節に使われる言葉に
「五月」と付いてる五月雨があるというのは

なんともおかしい話だと思えますね。

 

 

五月雨は季語としていつ使われるまとめ

5月の雨を意味する五月雨は

夏の季語

として用いられていて、

 

季節としては現在で言う

6月頃

に用いられる季語になります。

 

6月も新暦では夏なので

夏の季語として用いるのには
特に違和感はないかとは思いますが、

 

時期は6月にも関わらず
「五月」と付く言葉を使うというのは

なんとも違和感があるものだと思いますね。

 

ちなみに

五月雨は現在で言う梅雨を意味する言葉ですが
梅雨に関連した記事は他にも

 

梅雨は季語としていつ どんなのが使われる?

梅雨の季節の挨拶ってどうすればいいの?

梅雨は何月から何月までなの?

梅雨入りは英語で 文例だと?

五月雨の季節はいつなのか?

 

等でまとめています。

 

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