こいのぼりの一番上には
吹き流し
が付いています。
そんな吹き流しの色や順番は
どのようになっているのでしょうか?
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吹き流しの色はどうなっているのか?
こいのぼりの一番上にある吹き流しには
どんな色がつかわれてるかと言えば
基本的に吹き流しの色は
青,赤,黄,白,黒
の5種類が用いられています。
何故このような色が
吹き流しに用いられてるのかと言えば
そもそもこいのぼりの吹き流しというものは
魔除け
としての意味合いが存在してます。
昔の日本は現在と比べたら
医療が発達していませんでしたので
疫病や栄養失調等の理由によって
子供の寿命は現在よりも短かったのです。
なので、
子供を病気から身を守り、
健康に育つようにという願いを込めて
こいのぼりの上に
吹き流しを飾るようになったのです。
それと同様に
吹き流しの色も魔除けに関わってきていて、
吹き流しの色は
古代中国の五行説
と呼ばれる
自然界に存在する全てのものを、
「木」,「火」,「土」,「金」,「水」
の5種類の元素からなるという思想から来ていて、
対応している色はそれぞれ
木・・・青色(緑色)
火・・・赤色
土・・・黄色
金・・・白色
水・・・黒色(紫色)
を表現しているとされています。
そして、
5つの色が吹き流しという形で揃う事で
「魔除け」の力を発揮する
という事なのです。
五行説といえば
陰陽道などにおいて
五芒星を描くようなイメージがありますが、
まさに吹き流しというのは
5つの色=元素を揃えて五芒星を描き
魔除けの役目を果たす意味があるという事です。
それにしても、
青色が木の元素となってるのが
イメージと合わなさそうな感じですが、
青野菜とか青信号といったように
古代日本語の固有の色名は
アカ・クロ・シロ・アヲの4語のみとされていて、
緑色は青として分類されていました。
なので、
五行説の青というのは緑の事を表していて、
緑色のものである木が当てはまる
という事になるのです。
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吹き流しの色の順番はどうなるのか?
それで吹き流しの色の順番は
どのような並びになってるのかと言えば
青色(木)→赤色(火)→黄色(土)→
白色(金)→黒色(水)
といった順番で輪を描かれています。
何故このような感じになってるかと言えば
前述の通り吹き流しの色は
古代中国の五行説からきているのですが、
五行説に使われている5元素は
方位も表わしていて、
方位の順番は
木=東、火=南、土=中央(天位)、
金=西、水=北
という感じになっているのです。
なので、
吹き流しの色の順番にしても
方位の並び順に合うようにして並べてある
という事なのです。
吹き流しの色の並びというものも
よく考えられていると感心させられます。
吹き流しの色と順番まとめ
吹き流しの色や順番に関しては以上です。
吹き流しの色や順番に関しては
あまり気にした事が無いかもしれませんが、
調べてみると
吹き流しの色や順番に関しても
ちゃんと意味が込められていたという事です。
そして、
吹き流しには子供が病気にならないよう
魔除けの意味が込められていますので、
子供の健康を祈って
こいのぼりを飾るようにしておきましょう。
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といったものもあります。
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