鳥の中でも鳩は
平和の象徴
として扱われています。
そんな鳩が平和の象徴として
扱われているのは何故なのでしょうか?
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鳩が平和の象徴になった理由は?
鳩が平和の象徴と言われるようになった理由は
旧約聖書のノアの箱舟
から来ているとされています。
ノアの箱舟のあらすじはざっくりと書くと
神様が堕落した人間が増えた事に怒り
大洪水を起こして世界を滅ぼそうと考えました。
しかし、
神を敬う善人だったノアの一家だけは
例外的に生かそうと考えたため、
巨大な箱舟を作って
ノアの家族と地上のすべての動物を
1つがいずつ乗せるよう指示しました。
そして、
大洪水が起こったことで
全ての生命は滅んでしまいました。
洪水の後ノアは
陸地が出来てるかどうかを調べるために
必ず生まれた場所に戻って巣を作る
という習性をもつ鳩を飛ばしたところ
オリーブの若葉を持ちかえり
洪水が終わった事を知る事が出来た
ということから
鳩は平和の象徴として扱われています。
鳩がオリーブの葉を持ちかえったことから
オリーブの葉が出てる高さまで水が引いた
という事で洪水の終わりを察したのでしょう。
それでなぜ、
オリーブの葉を取ってきた事で
鳩が平和の象徴となってるのかは
前述の通り
人間達が堕落している事から
大洪水によって世界を滅ぼしてるわけで、
世界を滅ぼすレベルの大洪水が起これば
大災害で平和な状況とは言えないでしょう。
なので、
鳩がオリーブの葉っぱを持ちかえって
大洪水が収まったのを教えた事が
災害が収まって平和が訪れた
という事を知らせた事になり、
鳩が平和の象徴として扱われてるのでしょう。
その他にも鳩は
その群れをなして行動する性質や
旺盛な生命力を持っている事から
特別な存在だと見られていて、
それによって鳩は
平和の象徴
だとされていたとも言われています。
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鳩が平和の象徴として知られるようになったのは?
そして鳩が平和の象徴として
世界に知られるようになった理由は
1949年に開催されたパリ国際平和擁護会議で
ピカソが会議ポスターの絵に
オリーブの葉を咥えた鳩を描いたから
と言われています。
パブロ・ピカソは
何となく昔の人みたいなイメージですが
1881年10月25日 – 1973年4月8日
と意外と比較的最近の人物だったりします。
また、
ピカソは子供のころから鳩好きで
自分の子供にもスペイン語で鳩を意味する
パロマ
と名付けたほどだとされます。
そして、
日本では元々鳩は
軍神である八幡神の使いとされてたため
武士の家紋ともなっていたのですが、
1952年に日本専売公社(現日本たばこ産業)が
販売している煙草のピースのデザインを
オリーブの枝を咥えた鳩
に変更した事から
日本でも平和の象徴として知られるようになりました。
元々ピース自体が
第二次大戦に平和の願いを込めて
ピース
という名前が付けられていたのですが、
アメリカの著名な工業デザイナーの
レイモンド・ローウィによって
鳩がオリーブの枝を加えたデザインに
変更される事になったのです。
鳩が平和の象徴まとめ
鳩が平和の象徴として
扱われている理由については以上です。
上記の理由以外にも
鳩と言えば何となく
普段町中で見かけるような鳩よりも
白い鳩のイメージが強いから
それを相まって
平和の象徴というイメージを強めてると思います。
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