梅の花の中には
赤い梅の花
を咲かせる品種も存在してますが
赤い梅の花には
どんなものが存在しているのでしょうか?
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赤い梅の花にはこんなものがある?
赤い梅の花は主に
緋梅系(ひばいけい)
と呼ばれる
野梅系から変化して
木の枝や幹の内部つまり断面が紅色のもの
に多く存在しています。
そしてその中でも
赤い梅の花を咲かせる種類ものは
以下のようなものが一例としてあげられてます。
赤い梅の花をつける種類:紅梅性
紅梅性(こうばいしょう)
と呼ばれる種類の梅は
中には白い花を咲かせる品種もありますが
明るい紅色をしてる梅の花が多です。
紅梅性の梅の品種としては
大盃(おおさかずき)
紅千鳥(べにちどり)
緋の司(ひのつかさ)
赤い梅の花をつける種類:緋梅性
緋梅性(ひばいしょう)
と呼ばれる種類の梅は
濃い紅色~緋色の梅の花を咲かる種類の
梅となっています。
おもな品種としては
緋梅(ひばい)
鹿児島紅(かごしまべに)
蘇芳梅(すおうばい)
赤い梅の花をつける種類:唐梅性
唐梅性(とうばいしょう)
と呼ばれる種類の梅は
咲き始めは桃色~紅色となり
咲き終わりには白っぽくなる花をつけます。
唐梅性の品種としては
唐梅(からうめ)
が当てはまっています。
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赤い梅の花を咲かせるのが紅梅?
梅の種類として
紅梅(こうばい)
白梅(はくばい)
の2つが存在していて、
その名称から
紅梅=赤い梅の花を咲かせるもの
白梅=白い梅の花を咲かせるもの
という印象を受けますが、
実は紅梅か白梅かの分け方は
梅の花の色が赤いか白いかではなく、
木の幹の断面を見て
断面が淡い紅色だったら紅梅
断面が白っぽい色だったら白梅
という見分け方になっています。
先ほども既述したように
木の幹の断面が淡い紅色のものは
赤い梅の花が多くなっていますが、
その一方で
白い梅の花が咲く紅梅
赤い梅の花が咲く白梅
も存在しているのです。
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紅梅と呼ばれている由来は何なのか?
赤い梅の花をつける種類の多くは
紅梅(こうばい)
と呼ばれる梅となっていますが、
なぜ赤い花をつけるのに
紅梅
という名前になっているのでしょうか?
「紅梅」という表現は中国から由来してるとされ
中国では「赤」は赤裸々や赤貧というように
裸やむき出しという悪いイメージを思わせる色です。
なので中国では現在でも
赤色を表現する際には「紅」が使われてます。
赤い梅の花まとめ
赤い梅の花については以上です。
赤い梅の花を咲かせるからと言って
それが必ずしも紅梅ではないというのだから
ちょっとややこしいように思えてきますね。
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