11月頃になると

 

立冬 季語 俳句

 

立冬(りっとう)

とも呼ばれるようになりますので、

 

立冬に関連した言葉を用いて
俳句を書いてみようと考えているかと思います。

 

そんな中で

立冬を季語として使う時期はいつ頃なのでしょう?

 

また、

立冬に関連した季語には
どのようなものが存在するのでしょうか?

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立冬は季語だといつになっている?

立冬は季語でいえば

冬(初冬)

となっています。

 

「冬」という言葉は含まれることから
当然といえば当然だと言えますが。

 

そして立冬は

11月7日頃

から使われる言葉となりまして、

 

秋が極まり冬の気配が立ち始める日ということで

立冬から立春の前日までの期間が
旧暦においての冬ということになります。

 

新暦では冬は12月からとなってますから、
1ヶ月くらいずれが存在するということですね。

 

そして立冬を季語として使えるのは

11月21日頃まで

となっています。

 

なぜかと言えば
11月22日頃からは

小雪(しょうせつ)

と呼ばれる時期になるため、

 

その前日くらいまでが
立冬という言葉を季語として使用できる時期

ということになるのです。

 

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立冬の季語はどんなものが存在するのか?

そして立冬に関連した季語には
どんなものがあるのかといえば

比較的知名度があるものとしては

 

冬立つ,冬に入る,冬来たる,今朝の冬

といった季語が
俳句に多く用いられています。

 

それ以外でも

 

冬浅し,冬めく,時雨(しぐれ),小春日(こはるび),

凍て星(いてぼし),冬満月(ふゆまんげつ)

 

等も立冬の季語として
俳句に用いられている場合もありますし、

 

比較的近代の物ですと

マスク,セーター,手袋,ショール,湯豆腐,寄せ鍋

等も立冬の季語として
俳句に使ってもいいかもしれません。

 

 

立冬の季語での俳句で有名なのは?

立冬に関連した季語を用いた俳句だと
有名なものとしましては

 

正岡子規の

菊の香や月夜ながらに冬に入る 

という俳句になるでしょう。

 

この俳句には
三つの季語が含まれていまして、

 

秋の季語として

菊と月夜

が含まれているほかに、

 

冬に入る

という立冬の季語が含まれているのです。

 

なぜ秋と冬の季語が
混ざってしまっているのかといいますと、

 

菊の香や月夜ながらに冬に入る

という俳句の意味としては

 

菊の香りが漂っている月光が明るい夜で
秋の季節感を感じるのだけど、

時期はもう冬に入ったのだ

 

という感じの俳句なのです。

 

 

立冬の季語は俳句だとまとめ

立冬は季語としては

冬(初冬)

の季語となっていまして、

 

立冬に関連した季語としては

 

冬立つ,冬に入る,冬来たる,今朝の冬,

冬浅し,冬めく,時雨(しぐれ),小春日(こはるび),

凍て星(いてぼし),冬満月(ふゆまんげつ)

 

等が用いられますので、

 

立冬に関連した有名な俳句を参考に
季語を用いて俳句を書いてみてください。

 

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