晩秋の季語で俳句を書こうと
考えておられるかと思います。

 

 

晩秋の季語には
一体どんなものがあるのでしょうか?

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晩秋の季語はこのようなものがある?

晩秋の季語となってるのは
下記の言葉となっております。

 

 

時候

秋惜しむ 秋寒 秋土用 秋深し 朝寒 

うそ寒 寒露 菊黄花あり 九月尽 暮の秋

鴻雁来賓す 十月 冷まじ 雀蛤となる

霜降 草木零落す そぞろ寒

蟄虫咸俯(ちつちゅうみなふ)す 長月 肌寒 晩秋 冬隣

豺(やまいぬ)獣を祭る 漸寒 行く秋 夜寒

すずろ寒 秋小寒(あきこさむ) やや寒し ようやく寒し

ようよう寒し薄寒 うすら寒

 

 

天文

秋時雨 秋の霜 秋雪 露寒 露時雨

露霜 後の月 小春日和

 

 

地理

刈田 枯野の色 野山の色 野山の錦 ひつぢ田

 

 

生活

秋収め 秋の炉 

浅漬大根 蘆刈り 蘆火 網代打 甘干 稲刈 芋煮会

鰯の黒漬 うるか おくにち 囮 柿羊羹 搗栗作る

芥子漬製す からすみ 雁瘡 菊合 菊襲 菊供養 菊膾

菊人形 菊の酒 菊枕 菊花展 球根秋植う 串柿作る

葛掘る 崩れ簗 九日小袖 茱萸の酒 茱萸の袋 苦参引く

栗の子餅 栗飯 栗羊羹 桑括る 紫雲英蒔く 古酒

小鳥狩 鮭打 椎柴 鹿の角切 地芝居 秋分の日 新麹

新酒 新蕎麦 新米 新藁 新豆腐 新綿 杉焼 蚕豆植う

高きに登る 高はご 茸狩 種採 蔓たぐり 十日の菊

橡餅 薯蕷汁 後の更衣 後の雛 ばい廻し 萩刈る

櫨ちぎり 火恋し 冬支度 風炉の名残 文化の日 牧閉す

松手入 松前帰る 零余子飯 紅葉狩 紅葉衣 ゆびしお

柚餅子 柚味噌 よなべ 藁塚

 

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行事

秋の御灯 穴織祭 阿濃津八幡祭 粟田神社祭 石上祭

伊勢御遷宮 岩倉祭 太秦の牛祭 恵比須祭 大神神社祭

大津祭 岡崎祭 御取越 御命講 神嘗祭

菊の着綿 伎芸天慶讃法要 貴船の狭小神輿

去来忌 鞍馬の火祭 芸術祭 桂郞忌 源義忌

御香宮祭 皇后誕生日 紅葉忌 国民体育大会

御難の餅 木幡祭 言水忌 金刀比羅祭 西院祭

逆髪祭 山頭火忌 時代祭 若冲忌 正倉院曝涼

城南祭 諸聖人祭 白雄忌 白川祭 新宮御船祭

住吉の神送 聖体行列 泉涌寺舎利会 素逝忌 体育の日

宝の市 重陽 千代尼忌 天使祭 天王寺一乗会

天馬流鏑馬 東洋城忌 年尾忌 鳥羽僧正忌 鳴瀧祭

温め酒 野の宮の別 宣長忌 白秋忌 八幡花の頭

氷魚を賜ふ 百閒忌 広重忌 不堪田の奏 伏見三栖祭

法隆寺夢殿秘仏開扉 保己一忌 宮崎祭 明恵上人献茶式

夢窓忌 紅葉の賀 靖国神社秋季大祭 淀祭 蓼太忌

例幣 ロザリオ祭

 

 

動物

あとり 交喙鳥 猪 落鰻 落かいず 落鯛 落鮒

尾花蛸 頭高 鰹の烏帽子 雁 菊戴 熊栗架をかく

栗虫 木葉山女 坂鳥 秋刀魚 しめ 田雲雀 鶫

鶴来る 菜虫 残る虫 蜂の仔 鶲(ひたき) ひひらぎ

鵯 鶸(ひわ) 猿子鳥 紅葉たなご 紅葉鮒 雪迎へ 連雀

 

 

植物

梧桐の実 蘆の穂絮 厚岸草 小豆 畦豆 油桐の実

飯桐の実 磯菊 いちいがしの実 一位の実 無花果

銀杏散る 銀杏黄葉 茨の実 色変へぬ松 岩茸 梅擬

梅紅葉 末枯 漆の実 漆紅葉 榎の実 蝦蔓 晩稲 落穂

万年青の実 オリーブの実 楓 火焔菜 柿 柿紅葉

樫の実 柏黄葉 がまずみの実 榧の実 烏瓜 榠櫨の実

黄烏瓜 枳殻の実 茸 貴船菊 金柑 銀杏 枸杞の実

臭木の実 草紅葉 樟の実 九年母 櫟紅葉 茱萸 栗

栗茸 胡桃 けんぽなし 柑子 黄葉 黄落 木の実

皀角子 サフランの花 朱欒 残菊 珊瑚樹 椎の実

紫蘇の実 しどみの実 信濃柿 占地 熟柿 新松子

杉の実 芒散る 酢橘 栴檀の実 雑木紅葉 橙 竹の実

橘 種茄子 種瓢 玉水木 蔓梅擬 照葉 満天星紅葉

橡の実 海桐の実 団栗 中稲 菜種蒔く 七竈 名の木散る

楢の実 苗代茱萸の実 錦木 白膠木紅葉 合歓の実

合歓紅葉 萩の実 榛の実 櫨の実 櫨紅葉 柞紅葉

浜木綿の実 隼人瓜 晩菊 菱の実 菱紅葉 ひつぢ

百菊 鵯上戸 瓢の実 五倍子 藤の実 仏手柑 葡萄紅葉

朴の実 菩提子 正木の鬘 柾の実 松茸 檀の実 榲めろ

水木の実 水草紅葉 みせばや 椋の実 無患子 紫式部

木犀 黐(もち)の実 紅葉 紅葉かつ散る 山梨 破芭蕉

柚子 落花生 辣韮の花 林檎 檸檬 早生蜜柑

 

 

晩秋の季語の俳句はどんなものがある?

そして参考として

晩秋の季語を用いた有名な俳句を
いくつかご紹介してみます。

 

 

秋深き 隣は何を する人ぞ

秋深き 隣は何を する人ぞ

松尾芭蕉

 

秋が深くなってきている中で
隣の人は何をしているか

という内容の俳句となっています。

 

この俳句を詠んだときの松尾芭蕉は

病で床に臥せって布団から出られなかった

とされています。

 

だから、

そんな布団から出られないときに隣の人
もしくは近しい人は何をしているのか

ということを詠ったということですね。

 

 

この道や 行くひとなしに 秋の暮れ

この道や 行くひとなしに 秋の暮れ

松尾芭蕉

 

道を歩いていても
行く人は誰もいない秋の暮

ということで

 

秋の暮の中で誰ともすれ違わない
寂しさを書いている俳句ということです。

 

 

枯枝に 鳥のとまりけり 秋の暮れ

枯枝に 鳥のとまりけり 秋の暮れ

枯枝に烏のとまりたるや秋の暮

松尾芭蕉

 

葉の落ち尽くした枯れ枝に烏がとまってることで
秋の寂しさを感じる俳句となっています。

 

 

晩秋の季語は俳句だとまとめ

晩秋の季語については以上となりますので、
俳句を書くときに参考にしてみてください。

 

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