ニュース等でよく
炎天下(えんてんか)
という言葉を耳にしますが、
炎天下は季語として
いつ使われる言葉になるのでしょうか?
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炎天下は季語としていつ使われている?
それで炎天下は季語として
いつ使われる言葉なのかと言えば
当然ながら
夏の季語
として扱われています。
炎天下の「炎天」の意味は
太陽の日差しが強く焼きつけるような空
となっていますので、
炎天下というのはつまり
太陽の日差しが強く焼けつけるような空の下
つまり地上の状態を表す言葉です。
太陽の日差しが強くなって
まるで焼けるような暑さの時期と言えば
「夏」以外にありませんので、
炎天下は夏の季語
という事になるのです。
それにしても、
夏の太陽の日差しによる暑さを
「炎の天」という風にたとえていますが、
夏の暑い時期というのは
まるで空の上で炎が燃えてるような暑さだと
昔の人は思ったのかもしれないです。
また、
そんな空の上で炎が燃えてるような
太陽の日差しの暑さの下ということで
炎天下
という言葉になったのだと思います。
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炎天下は季語として使われる時期は?
それで、
炎天下は季語として主に時期として
いつ頃使われているのかと言えば
晩夏
に使われる季語になっています。
晩夏という言葉には
夏の終わり頃
という意味がありますので、
太陽の日差しが強くて
焼けつくような真夏の空の下を意味する
炎天下
という言葉と合わないように思えます。
しかし以前にも
という記事等でも解説していますが、
晩夏という言葉が使われてた旧暦と
現在用いられてる新暦では
時期にズレが存在しており、
旧暦での夏は
4月(初夏)・5月(仲夏)・6月(晩夏)
となっていて、
それぞれの時期は現在でいうところの
初夏(旧暦4月):新暦だと5月頃
仲夏(旧暦5月):新暦だと6月頃
晩夏(旧暦6月):新暦だと7月頃
となっています。
なので、
炎天下は季語として新暦だと
7月頃
に使われる言葉になっています。
7月頃と言えば
梅雨も明けて日差しが強くなる時期なので
夏をの暑さを表す言葉の
炎天下を使う時期として丁度いいでしょう。
ちなみに、
新暦の8月つまり旧暦の7月頃は
旧暦だと秋
とされていましたので、
夏の暑さがピークを迎えて
そこから段々と和らいでいくという事で
残暑
等の言葉が使われるようになります。
炎天下は季語としていつまとめ
炎天下は季語として
いつ頃使われるのかと言えば
夏(晩夏)
となっていて
晩夏は現在用いられてる新暦だと
7月頃
となっています。
なので、
炎天下を用いるときは
7月頃に用いるようにしておきましょう。
ちなみに
炎天下に関する記事は他に
等をまとめています。
そしてその他暑さ関係はこちら↓
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