彼岸花の球根には
毒が含まれている
ということを聞いたことがあると思いますが、
「食べるとどうなるのだろう」
時になってると思います。
彼岸花の球根を食べると
一体人の体はどうなってしまうのでしょうか?
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彼岸花の球根を食べるとこんなことになる?
彼岸花の球根を食べると
吐き気
下痢
呼吸不全
痙攣
中枢神経麻痺
といった症状が起きてしまいますし、
最悪の場合は
命を落としてしまうこともあります。
さらに、
食べなくても彼岸花の球根に触れたとき
液が手につくことにより
かぶれ
が症状として出る場合もあります。
ちなみに、
彼岸花の球根に含まれてる毒は
リコリン
と呼ばれるものです。
彼岸花の球根に含まれてる毒の量は?
彼岸花の球根は食べると危険ですが、
どれくらいの量の毒が含まれてるのかと言えば
球根1個あたり
0.015g程度
のリコリンが含まれています。
リコリンの致死量は10gなので、
彼岸花の球根を1つ食べた程度では
命を落とす危険は少ないですが、
それでも吐き気や下痢といった症状は起こるので
安易に口にしないようにしましょう。
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彼岸花の球根を食べることが出来るようにする方法は?
彼岸花の球根は毒を持ってるので
そのまま食べると吐き気や下痢を起こしますが、
実は彼岸花の球根を
食べることが出来るようする毒抜き方法
も存在しているのです。
彼岸花の毒抜きの方法
1.まず球根の黒い皮の部分を剝きます
2.すり鉢やおろし金を使いすりつぶしていく
3.1週間ほどすりおろした球根を水にさらす
4.沸騰した鍋でしっかりと煮込む
5.天日干しで乾燥させて粉状にする
こういった手順によって
彼岸花の球根を
食べることが出来るようにすることが出来ますが、
切り口から出る汁に触れると
被れてしまう危険があるので
素手で触らないようにした方がいいですし、
慣れてない人が毒抜きをやると
食べたときに吐き気や下痢になる可能性もあるので
注意が必要となります。
彼岸花の球根を食べるのは何故?
彼岸花の球根は毒があって
そのままでは食べることが出来ませんが
毒抜きで食べることが可能です。
ですが、
わざわざ毒抜きをしてまで
彼岸花の球根を食べるのは何故かと言えば
彼岸花の球根には
デンプン
が豊富に含まれている為、
食料が手に入りにくい飢饉のときには
芋と並んで貴重な食料となっていましたし、
明治から昭和初期には
彼岸花からデンプンを作る制作会社も
存在していた程でした。
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彼岸花の球根を食べるとどうなるまとめ
彼岸花の球根は食べると
吐き気
下痢
呼吸不全
痙攣
中枢神経麻痺
といった症状を起こします。
ただ、
水にさらして煮込んで天日干しにする
といった毒抜きをすることで
食べることはできるようになります。
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