春になって地面から生えるものと言えば
つくし
を連想するかと思いますが、
つくしは季節でいえば
何月頃の植物となっているのでしょうか?
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つくしの季節は何月頃となっているのか?
地域によって違いこそあるものの
つくしが生える季節は2回存在します。
まず1回目のつくしが生える季節は
2月下旬~3月中旬頃
になります。
2月の下旬~3月の中旬にかけては
暖かい日と寒い日が交互に来るようになるので
そんな暖かい日が来たときの
春の陽気に誘われる形で
2月下旬~3月中旬頃につくしが生えてくるので
これが1回目のつくしが生える季節となります。
そして2回目のつくしが生えてくる季節は
3月下旬頃~4月上旬頃
となっています。
3月の下旬頃にもなってくれば
春の陽気も安定して日照時間も長くなるので
再びつくしが土の中から生えてきます。
なので3月下旬頃~4月上旬頃が
2回目のつくしが生えてくる季節となるのです。
ちなみに、
つくしは食べることができる植物ですが
1回目のつくしよりも
2回目のつくしの方がおいしいのです。
やはり2回目の方が長く地面で
栄養を蓄えていたからなのかもしれませんね。
ちなみに
地域によっても
つくしの季節は異なっていまして、
九州:3月中旬
本州:3月下旬~4月中旬
東北や北海道:5月初旬
くらいの季節につくしを見るようになります。
暖かい地域ほどつくしが出るのがはやく
寒い地域ほど遅いということですね。
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つくしの季節は季語でいえば?
つくしの季節は季語で言うと
いつ頃となっているのかと言いますと、
春(仲春)
の季語とされています。
仲春というのはいつ頃なのかといえば
旧暦2月の別名となっていまして、
新暦でいうところの
2月下旬頃から4月上旬頃
もしくは
3月6日頃から4月4日頃
だとされています。
ちなみに3月6日頃は
啓蟄(けいちつ)
と呼ばれる地面が温まって
冬眠していた虫が目覚める時期とされていて、
4月4日頃の翌日の4月5日頃は
清明(せいめい)
と呼ばれる花が咲き乱れる時期になります。
つくしが生えてくる時期は1回目と2回目合わせて
2月下旬頃~4月上旬頃
となっているので
季節としてはちょうどいいかなと思いますね。
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つくしの季節は何月まとめ
土筆の季節は地域によって異なるものの
1回目:2月下旬~3月中旬頃
2回目:3月下旬頃~4月上旬頃
となっています。
それにしても
暖かい日が何日か来たからと言って
2月頃に早ければ顔を出すつくしは
少々あわてん坊に感じますね。
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