赤い椿に関連した俳句に

 

 

赤い椿白い椿と落ちにけり

という俳句が存在しています。

 

赤い椿白い椿と落ちにけりには
どんな意味が存在しているのでしょうか?

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赤い椿白い椿と落ちにけりの意味はこうなる?

赤い椿白い椿と落ちにけり

という俳句の意味は
どのようになっているのかといえば

 

上記の俳句は

椿の花が落ちる瞬間を表現した俳句

となっています。

 

椿の花というのは

花びらがパラパラと1枚ずつ散るのではなく
花首から花ごとポロっと落ちるようにして散ってしまいます。

 

(椿の花の散り方については
こちらの記事でも解説をしています↓

椿と山茶花の違いはここがポイントだった?)

 

なので、

 

赤い椿の花が落ちたかと思えば
今度は白い椿の花が落ちて

また今度は赤い椿の花が落ちた

 

というように、

次々に椿の花が落ちて行く様子が
色鮮やかに表現されているのが

 

赤い椿白い椿と落ちにけり

という俳句になるわけです。

 

ちなみに

赤い椿白い椿と落ちにけりという俳句は
下記の記事でも解説をしています↓

椿は季語だといつ 俳句はどんなのが?

 

 

また、

赤い椿白い椿と落ちにけり

という俳句は

 

河東碧梧桐の代表作で

明治29年(1896年),碧梧桐24歳の時の
作品だとされています。

 

そしてこの句は正岡子規が評論

「明治二十九年の俳句界」

において印象明瞭な句の見本として取り上げたことで
一躍有名な俳句となったのです。

 

ただ、

赤い椿白い椿と落ちにけり

という句が初めて新聞に載った時は

 

「白い椿赤い椿・・・」

だったとのことです。

 

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赤い椿の花言葉とは

それで赤い椿の花言葉には
どのような言葉が使われているのかといえば

 

謙虚な美徳

控えめな素晴らしさ

気取らない優美さ

謙虚な美徳

気高い理性

誇り

慎み深い

高潔な理性

見栄を張らない

気取らない魅力

 

といった花言葉が使われていて、

 

英語での花言葉としては

 

You’re a flame in my heart

(あなたは私の胸の中で炎のように輝く)

 

があります。

 

こうしてみると赤い椿は
白い椿と違って謙虚な花言葉が多いですが、

 

その由来としては

椿は鮮やかな見た目なのに香りがないから
そんな少し控えめなところから

「控えめ」な印象の花言葉が多くなりました。

 

その一方で正反対な印象を受ける

You’re a flame in my heart
(あなたは私の胸の中で炎のように輝く)

という花言葉については

 

ヨーロッパに広まった椿が
社交界を通して広まったことから

椿=豪華絢爛・富の象徴

というイメージになったことや

 

赤が情熱の色となっていることから
上記の英語での花言葉になったとされます。

 

ちなみに白い椿の花言葉は
下記の記事で解説をしています↓

白い椿の花言葉は 種類にはどんなのが?

 

また、
ピンクの椿の花言葉はこちら↓

椿でピンクだと花言葉は 種類にはどんなものが?

 

 

その他椿の花言葉一覧

椿の季節は 種類ごとでこうなっている?

椿は英語で 読み方はどうなっている?

 

 

赤い椿まとめ

赤い椿白い椿の俳句や
花言葉の意味については以上となります。

 

椿は花ごと落ちるのが特徴となりますが

そんな椿が赤い花と白い花で
交互に落ちて行く様子というのは

鮮やかなものなのだろうと感じますね。

 

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