Youtubeで
スズメを飼育してる動画を見て
「飼ってみたい」
と最近思ったと思います。
しかし、
スズメは飼育しても
大丈夫な鳥なのでしょうか?
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スズメは飼育してもいい鳥なの?
スズメは小さくてかわいいので
ペットにして飼育してみたい
と思う気持ちもあるかと思います。
しかしスズメは
鳥獣保護管理法
と呼ばれる法律によって保護されていて、
卵を含めたスズメの捕獲及び飼育は
禁止されているのです。
(ちなみに鳥獣保護管理法はスズメだけでなく
カラス等の野生の鳥を含んでいます↓
なので、
いくらかわいいからと言って
そこら辺りにいるスズメを捕まえて飼育するのは
法律違反となってしまうのです。
ただ、
鳥獣保護管理法で
保護されている野生動物の場合でも
・狩猟可能な鳥獣かどうか
・狩猟可能な時期かどうか
・狩猟可能な地域かどうか
・適切な方法かどうか
といった条件を満たした場合は
捕まえる事が出来ます。
そして、
スズメは狩猟対象の鳥獣となってるので
適切な時期(狩猟期間内)
適切な場所(狩猟可能地域)
適切な捕獲方法
を守る事が出来れば
スズメを捕まえて飼育する事が出来ます。
ただ、
銃や罠、網を使った捕獲は
許可が必要となりますので、
許可をとらずに行う場合は
手で掴む
等の方法になるでしょう。
また、
捕まえる事ができる時期や場所は
地域ごとで異なってきますので、
各自治体のホームページを見る等して
確認をするようにしておきましょう。
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スズメの飼育は保護する場合だとどうする?
スズメの飼育は上記の通り
許可なく行う事は出来ないのですが、
もし、
スズメのヒナが巣から落ちてる等の
状況に陥った場合どうすればいいでしょう?
スズメのヒナの場合だと
スズメのヒナが道端に落ちていた場合、
落ちている周囲に
巣が無いか
親鳥がいないか
を確認しておきましょう。
スズメなどの鳥は多くの場合
親から飛び方や餌の取り方を学ぶので、
近くで親鳥が見てる可能性があります。
なので、
親鳥の存在を確認したら
保護せずにそのままにしておきましょう。
また、
親鳥が見当たらない場合は
巣から落ちてる可能性があるので、
巣が近くにあるようだったら
巣の中に戻すようにしておきましょう。
そして親鳥も巣も見つからないよう場合にのみ
保護するようにしておきましょう。
スズメで大人の場合だと
大人のスズメは近づくと
すぐに逃げてしまいますので
よほどでないと人に捕まりません。
しかし、
近寄っても逃げなかったり
飛ぶ気配を見せないようなスズメは
弱っていたり怪我をしてる可能性があるので
保護して獣医等に見せるようにしましょう。
スズメを飼育する場合は
スズメを色々な理由により
飼育する事になった場合は
どのようにしていけばいいのかと言えば
スズメのヒナの場合だと
スズメのヒナを飼育する場合は
温度管理が大事だと言われています。
スズメの体温は
35~37度が適温
と言われていますので、
40℃程度の温度でヒーター等で温めて
高い温度に保ってあげるようにしましょう。
スズメのヒナの餌
羽がまだ生えてないヒナの場合は
成鳥用の餌をふやかしたものや昆虫等は
上手く消化する事ができませんので
メジロの餌などに使われるすり餌に
小松菜などをすりおろして混ぜたもの
等を与えるようにしましょう。
そして成長して羽が生えたら
昆虫やチンゲンサイ・小松菜・大根葉などの青菜、
すり餌、ボレー粉等を偏らないよう満遍なく
1~2時間おき
に与えるようにしましょう。
スズメの成鳥の場合
スズメの成長は弱ってる場合があるので
ヒナと同じように体温を
35~37度
に保つようにしておき、
怪我や病気などがあるようでしたら
獣医に見せるようにしておきましょう。
スズメの成鳥のエサは?
米や雑穀などを好みますが、
保護されたスズメは
弱ってる可能性があります。
なので、
すり餌を40度くらいのぬるま湯で練り
耳たぶくらいの硬さに練ったものを与えます。
スズメは飼育できるのかまとめ
スズメが飼育できるのかについては以上です。
スズメは鳥獣保護管理法で保護されてるので
簡単に飼育することはできない鳥です。
さらに、
もし飼育するような状況になっても
世話をするのは大変ですので、
スズメを飼育する場合は
最後まで責任を持つようにしましょう。
ちなみに
スズメに関連した記事は他に
でまとめています。
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