枝が垂れ下がっているのが特徴的な桜といえば
しだれ桜
がとても有名です。
そんなしだれ桜の種類は
どれだけ存在しているのかといえば・・・。
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しだれ桜の種類はこれだけある?
まず最初に言っておくと
しだれ桜というのは
桜の品種を表す言葉ではなく、
枝が垂れている桜の総称
として使われている言葉です。
なので、
しだれ桜と一言で言っても
様々な品種が存在しているのです。
そしてこの記事では
そんなしだれ桜の中から見つけた
9種類を紹介してみます。
しだれ桜の種類1:八重紅枝垂
まず1つ目に紹介するのが
八重紅枝垂(ヤエベニシダレ)
八重紅枝垂はエドヒガンと呼ばれる
桜の品種の1つで
八重咲きで色の濃い紅色の
小さな花を咲かせる種類のものです。
八重咲きかつ紅色の花ということで
八重紅枝垂となってると思うと
結構そのまんまな名づけ方に思います。
また、
明治時代の仙台市長の遠藤庸治さんが
普及に努めたことから
遠藤桜
仙台八重枝垂
仙台小桜
といった別名が存在してる他、
平安神宮の八重紅枝垂が有名な事から
平安紅枝垂
とも呼ばれています。
そして
八重紅枝垂の開花時期は
4月中旬頃
となっています。
しだれ桜の種類2:清澄枝垂
4月中旬に
一重の白い花を咲かせるしだれ桜の
清澄枝垂(キヨスミシダレ)
は千葉県鴨川市にある清澄寺に
原木があったことから名づけられました。
それにしても、
原木があったことから名づけられるとは
割とそのまんまだと思います。
ちなみに別名として
枝垂れ小葉桜
とも呼ばれています。
しだれ桜の種類その3:紅枝垂
紅枝垂(ベニシダレ)
は八重紅枝垂と同じく
エドヒガン系の品種のひとつです。
八重紅枝垂と同様に
濃い紅色の花を咲かせるのですが、
八重紅枝垂と違って
一重咲きの花を咲かせるのが特徴です。
なので別名として
一重紅枝垂
とも呼ばれています。
また、
開花時期は3月下旬となっています。
しだれ桜の種類4:枝垂彼岸
枝垂彼岸(シダレヒガン)
はエドヒガンの中で
枝が垂れている品種になります。
一重の淡い紅色の花を咲かせるのが特徴です。
それにしても
特徴だけみると
紅枝垂と似ているように思えますね。
しだれ桜の種類5:枝垂山桜
枝垂山桜(シダレヤマザクラ)
はヤマザクラ系のサトザクラです。
一重咲きで淡い色が特徴で
花弁の先には切れ込みが存在しています。
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しだれ桜の種類6:吉野枝垂
ソメイヨシノの枝が垂れた品種の
吉野枝垂(ヨシノシダレ)
はソメイヨシノと同様に、
一重咲きで淡い紅色の花を
たくさんつけるのが特徴的なのです。
それにしてもソメイヨシノの一種だから
吉野枝垂というのはそのまんまですね。
しだれ桜の種類7:菊枝垂
菊枝垂(キクシダレ)
はその名の通り
菊のような花をつけるのが特徴的で
濃い目の紅色で大輪の花を咲かせ
花弁の数は50枚を超えるのです。
しだれ桜の種類8:糸枝垂
糸枝垂(イトシダレ)
は大木になるしだれ桜で
薄桃色の八重咲きが特徴的なしだれ桜です。
奈良の大野寺に
樹齢約300年の大木があるのが有名です。
しだれ桜の種類9:雨情枝垂
雨情枝垂(ウジョウシダレ)
は八重咲きの淡紅色で
雌しべが長く突き出ているのが特徴的です。
エドヒガンの栽培品種でもあり、
栃木県宇都宮市で、
詩人の野口雨情の屋敷に植えられていたのが
雨情枝垂
という名前の由来になってます。
しだれ桜の種類まとめ
しだれ桜の種類については以上です。
こうしてみるとしだれ桜と言っても
様々な種類があったものですね。
ちなみに、
しだれ桜については他にも
といった記事で解説をしています。
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