道端で

 

猫じゃらし 草 名前

 

猫じゃらしの草

が生えてるのを見かけますけども

 

猫じゃらしは草だと名前は
本来は何というのでしょうか?

 

また、

猫じゃらしの草は
食べることができるというのは本当なのでしょうか?

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猫じゃらしの草の名前は本当はなんという?

猫じゃらしは草だと名前は

エノコログサ

が本来のものとなっております。

 

エノコログサは
イネ科エノコログサ属の植物で

 

漢字で書くと

狗尾草(えのころぐさ)

となっています。

 

犬の尾に形が似ていることから
「犬っころ草」と呼ばれていたのが転じて

エノコログサとなったとされています。

 

猫じゃらしと呼ばれてるのに本来の名前が

犬に関連しているというのが
何とも不思議なものだと思いますね。

 

ちなみに
なぜ猫じゃらしと呼ばれてるかといえば

 

穂の部分を猫の視界で振ると猫がじゃれつくから

穂の部分で猫の首のところをじゃらすと喜ぶから

 

等の理由が存在しています。

 

案外、

猫の目の前で犬の尻尾を振ると
もしかしたらじゃれてくるかもしれませんね。

 

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猫じゃらしの草は食べることができるのか?

道に生えてる猫じゃらしの草は
イネ科の植物となっていますので

「食べることができるのかな」

なんて思うかもしれませんが、

 

食べることができます。

 

猫じゃらしの草は五穀(米・麦・粟・豆・黍)の1つの

アワ(粟)の原種

だと言われていますので、

 

種子の部分を脱穀・だっぷして食べることができ、

近代以前の農村では飢饉の際にカラスムギ等と共に
猫じゃらしを食用としていたとされます。

 

ちなみにこちらに
猫じゃらしの草を食べている動画がありますけど、

 

 

食べるときはアワと同様に
粒のままでも食べることができますし、

 

 

粉状にして食品に加工するなどして
食べることもできたりします。

 

 

猫じゃらしの草を猫が食べるとどうなる?

猫じゃらしの草を
猫が食べるという場合もありますが、

食べても問題はないのかについては

 

特に問題ありません。

 

猫は草食動物ではないので
猫じゃらしを消化することはできないのですが、

 

毛玉を吐き出すときに一緒に吐き出すか、
便と一緒に排出してしまいます。

 

ただ、

あまり猫じゃらしを食べてしまうと
胃を荒らして毛玉を吐いてしまいますので、

 

猫じゃらしの草はあくまでも
猫と遊んであげるときにだけ使うようにし、

必要以上に与えすぎないように注意をしておきましょう。

 

 

猫じゃらしの草でアレルギーが起こる場合もあるの?

猫じゃらし触れたときくらいから
くしゃみが止まらなかったり目にかゆみがあった時、

 

猫じゃらしの草に何かアレルギーがあるか

と気になるかと思いますが、

 

猫じゃらしもイネ科の植物なので

最初は5~6月、2回目が8月~9月

のイネ科の花粉が飛散するピーク時に
花粉の飛散が始まるのです。

 

猫じゃらしが花粉を飛散させると
イネ科花粉症の症状として

 

・くしゃみ

・透明な鼻水

・鼻づまり

・目のかゆみ

・のど・耳・鼻などがかゆくなる

・咳が出でる

・皮膚に直接触れると赤い発疹がでる

 

といったことが起こってしまいます。

 

なので、

 

・猫じゃらしの草が生えている草むらに近寄らない

・要な時以外はす窓を開放しない

・外出時はマスク、メガネ、帽子を着用する

・家に入る前に玄関先で付着した花粉を払う

・うがい、洗顔をする

 

 

といったことを注意しましょう。

 

 

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猫じゃらしの草の名前はまとめ

猫じゃらしの草の名前は本来は

エノコログサ

となっていまして、

 

イネ科の植物でアワの原種といわれてるので
食べることができる植物だったりします。

 

それにしても、

元々の名前が犬に関連してるのに
猫じゃらしとして猫の遊び道具なのも

なんだかおかしな感じだと思いますね。

 

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