黄色い朝顔は
存在しない
と言われていますが、
黄色い朝顔は実在していたけど絶滅した
ともいわれています。
果たして黄色い朝顔は
絶滅したものとなっているのでしょうか?
スポンサードリンク
黄色い朝顔は実在したの?
基本的に朝顔と言えば
こんな感じの
青や紫の花を咲かせます。
なので、
黄色い朝顔は幻の花とも
実在しないともいわれていましたが、
実際には
江戸時代に黄色い花をつける朝顔が存在したけど
明治時代頃に姿を消してしまった
とのことで、
明治時代頃に黄色い朝顔が絶滅した
という事が伺えますし、
江戸時代後期の朝顔図譜でも
黄色い朝顔が描かれて記録されています。
ちなみになぜ
黄色い朝顔が絶滅したかは
現在まで解明はされてないのですが、
東野圭吾著 『夢幻花』
という小説において
フィクションながらも黄色い朝顔が
絶滅した理由が書かれています。
ちなみに、
花ではなく朝顔の葉が黄色くなる
という現象が起こる場合もありますが、
そちらについては下記の記事を参照ください↓
黄色い朝顔になる場合もある?
黄色い朝顔は絶滅して
現在では存在しないのかと言えば
決してそういうわけではなく、
たまに完全な黄色ではないものの
白に近い淡いクリーム色の
朝顔の花が咲く場合もあります。
なんで
黄色に近い色の朝顔の花が咲くのか?
というと、
朝顔は基本的に
青や紫といった色の花が咲きますが、
朝顔の青や紫といった色の色素を
表現するために必要となる
アントシアニン
が欠落する事によって
白い朝顔
が誕生する事がまれに起こります。
(白い朝顔についてはこちらを参照ください↓
そして、
そんな白い朝顔の中に
カロチン系の色素が入って薄黄色になったのが
淡いクリーム色の朝顔ということなのです。
ちなみにカロチンというのは
カロチノイド色素と呼ばれる
黄、橙、赤色などを示す天然色素のことで
ニンジンやパプリカ
といった食べ物などに含まれています。
なので、
そんなカロチンが朝顔の中に入る事で
黄色っぽい色の花を咲かせるという事です。
スポンサードリンク
黄色い朝顔を咲かせることに成功した?
そんな黄色い朝顔ですが、
基礎生物学研究所の星野敦助教らは、
鹿児島大学、
サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社と共同で、
キンギョソウ由来の遺伝子をアサガオで機能させることにより、
幻といわれる「黄色いアサガオ」を咲かせることに成功しました。
とあるように
完全に黄色い朝顔を
咲かせることに成功しているのです。
明治時代以降見られず
幻の朝顔と言われていましたが、
黄色い朝顔を咲かせることに成功したという事で
科学の進歩が伺えます。
朝顔関連のその他記事はこちら↓
黄色い朝顔まとめ
黄色い朝顔は絶滅したと言われてましたが
咲かせることに成功したという事で
今後増えるかもしれないですね。
スポンサードリンク