正月になると
門松が飾られるようになりますが、
実は門松には
種類が存在してるとご存知でしょうか?
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門松には種類が存在していた?
正月飾りとして有名な門松には
種類が存在していまして、
竹を真横に切った形をしている
寸胴(ずんどう)
竹を斜めに切った形の
そぎ
の2種類が存在しています。
門松といえば一般的には
斜めに竹を切った「そぎ」の方を
思い浮かべるかと思いますし、
私も「寸胴」と呼ばれる
竹を真横に切ったものもあるとは知らなかったです。
門松の種類はこんな由来で生まれた
門松の種類は現在
「寸胴」と「そぎ」の2つがあり
「そぎ」の方が知られていると思いますが、
実は元々門松は
真横に切った「寸胴」が最初だったとされ、
竹を斜めに切ったものを「そぎ」は
徳川家康が始めたもの
だと言われています。
その経緯としては
元亀3年(1572年)の三方ヶ原の合戦で
徳川家康が武田信玄と
浜松市郊外の三方ヶ原台地で激突して
家康は敗北を喫してしまいました。
なんとか家康は生き延びることができましたが
そのとき家康は大敗を喫した相手である
武田信玄に竹を見立てて斜めに切り落とし
「次は斬る」
と意味を込めたのが由来とされています。
徳川家康から始まった「そぎ」の門松が
現在では「寸胴」より広まっていますが、
斜め切りにした竹の方が
見栄えがいいと思われたのかもしれませんね。
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門松にはこんな種類のものもあった?
門松の種類といえるか微妙なところですが
真横に切った「寸胴」と
斜めに切った「そぎ」以外にも
門松用若松一対
と呼ばれる簡単な種類のものも
最近では登場しています。
門松用若松一対というのは
若松を2本買って玄関の左右に飾ることで
門松用に一対にしたものです。
地域によって飾り方は異なっており、
若松をそのまま左右に立てるもしくは飾るだけ
という地域もありますし、
若松に輪飾りをかけたり
水引をかける場合も存在しています。
近年ではマンションやアパート住まいということで
門松を飾る場所が限られる場合がありますし、
門松用若松一対という形で
簡単な門松飾りということで
新しくできたのかもしれないですね。
ただ、
地域によっては門松用若松一対がダメ
という場合も存在しますので
事前に確認をとる必要もあります。
門松の種類まとめ
門松の種類については
竹を真横に切った「寸胴」
竹を斜めに切った「そぎ」
の2種類が基本となりますが、
最近では
門松用若松一対
と呼ばれる簡単な種類の門松も
登場していたりします。
時代の変化によって
門松も簡略化されているのかもしれません。
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