クリスマスの飾りとして

 

 

柊(正しくは西洋柊)

が用いられることがありますが、

 

柊がクリスマスの飾りとして
用いられる理由はなぜなのでしょうか?

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柊がクリスマスの飾りになってる理由は?

柊というより正しくは西洋柊が
クリスマスの飾りとして用いられていますが、

 

西洋柊がクリスマスで
飾りとして用いられているのはなぜかといえば

 

キリスト教文化の国では

聖なる木

として大切にされているからです。

 

西洋柊のトゲのある緑の葉は

イエス・キリストが十字架にかけられた際に
被せられたイバラの冠

を象徴しているとされており、

 

西洋柊の赤い実は

キリストが十字架にかけられた時に
流した赤い血の色や苦悩

を表現しているとされます。

 

また、

西洋柊の白い花は
ミルクのように白い事から

 

キリストの生誕

と結びついているとされ、

 

樹皮は苦いことから

キリストの受難

を示すとされています。

 

さらには
西洋柊には魔力があると信じられていて

 

悪魔や妖精がクリスマスの期間に悪いことをしないよう
民家、店、教会、墓地などに

同じく魔力を持つと信じられていたアイビーと共に
クリスマス飾りとして飾り付けられた

 

とされているのです。

 

なので西洋柊が

聖なる木

として扱われているのは

 

キリストが絡んでいるということで
納得がいく理由となっていますし、

クリスマスはキリストの降誕を祝う日なので
柊がクリスマスに使われるのも納得です。

 

ちなみに、

西洋柊がクリスマスで
飾られるようになった由来としては

 

サートゥルナーリア祭

という古代ローマで12月17日から
12月23日まで行われてた収穫祭・冬至祭

で西洋柊がサトゥルヌスの木として飾られていて、

 

それが後にクリスマスと融合して
クリスマスに家や教会などで飾られるようになった

とも言われています。

 

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柊でクリスマスに使われるものは実は

主にクリスマスで用いられる柊は

西洋柊

と呼ばれる種類のものとなりますが、

 

実は西洋柊は

モチノキ科モチノキ属の常緑小高木

となっていて、

 

モクセイ科モクセイ属の常緑小高木である
柊とは別の植物となるのです。

 

そして外見的な特徴も

 

 

柊の葉はギザギザしているのに対して

 

 

西洋柊の葉は

 

 

若葉の時期こそギザギザがありますが
成長するに従って段々と丸くなっていくのです。

 

見た目が似ていて
名前も共通しているにもかかわらず

違う種類の植物というのが意外ですね。

 

なので、

普通の柊をクリスマスに飾るのは
間違いとなりますので、

 

クリスマスに飾る場合は
西洋柊を飾るようにしておきましょう。

 

ちなみに柊の英語についてはこちら↓

柊は英語で 読み方等はどうなる?

 

 

柊をクリスマスに飾るまとめ

柊をクリスマスに飾る理由については
以上となっています。

 

西洋柊がキリストと関連してることから

キリストの降誕を祝うクリスマスにて
柊が飾られているということですし、

 

キリストにまつわるだけでなく
魔力を持つと信じられていることから

聖なる木

とも言われているわけですね。

 

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