動物の猿の好物として

 

猿 バナナ

 

バナナ

が知られていますけども、

 

猿がバナナを食べるという認識は
なぜされているのでしょうか?

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猿はバナナが好物なのはなぜか?

猿と一口に言いましても、
世界にはおよそ180~200種類の猿がいて

 

猿は基本的に雑食性が高くて

果物や野菜だけでなく、
種や木の皮、木の葉や昆虫等など

地域によって好んで食べるものは様々です。

 

そんな中でなぜバナナが
猿の好物というい認識になってるかと言えば

 

バナナは野生のものだと
堅い種子が実の中に含まれているのですが、

 

動物に食べられることによって

消化管を通過して糞と共に排出され
それによって分布を広げていきます。

 

なのでバナナ等の果実は
動物に食べられる事を前提としてます。

 

そして熟したバナナは
甘くていい香りがしてきますので、

 

食べても大丈夫なものだとして
猿たちが寄ってくるということなのです。

 

そしてバナナは
大量のデンプンを含んでいるのですが、

 

実は草食動物の多くは
デンプンの分解酵素を持ってないので

バナナをあまり食べなかったりします。

 

なので、

バナナを食べる動物は自然と
デンプンの分解酵素を持っている

 

雑食性の動物

がメインとなるのです。

 

そんな雑食性の動物の中でも
特に代表的な動物が猿となっていて、

 

バナナが分布している熱帯から亜熱帯には
猿が必ずと言っていいくらい生息してるので

 

猿はバナナが好物

という認識ができていったのでしょう。

 

とはいえ

日本には元々バナナは存在せず
日本猿はバナナを昔は食べてませんでした。

 

ですが、

1963年頃から日本へのバナナの輸入が
自由化されたのを皮切りに、

 

熱帯や亜熱帯にすんでる猿が
バナナを食べていたイメージから

 

それ以外の地域の猿に対しても
動物園でバナナを与えられるようになったのかもしれません。

 

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猿にバナナは実は危険だった?

猿の好物というイメージが強いバナナですが、

実は人間が食べるバナナは
人間向けに品種改良されたものなので、

 

猿が食べるには糖分が多すぎる上に
たんぱく質と食物繊維が少ないので

猿の健康に良くないとされている。

 

猿に対して人間が食べるバナナを
餌として与え続けることは

 

人間で言うと
ケーキなどの甘い食べ物を与えるのに等しく

虫歯になったり
糖尿病などの病気につながる危険があります。

 

 

猿はバナナを食べるのはなぜまとめ

猿はバナナが好きというイメージが
とても強いと思いますけども、

 

猿が主に食べていたのは野生のバナナで

人間が普段食べる品種改良されたバナナは
むしろ猿にとって健康を害するものというのが

なんだか意外な感じでしたね。

 

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