夏の花と言えば

 

 

ひまわり

が印象的だと思いますが、

 

そんなひまわりは漢字だと
どのように書くのでしょうか?

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ひまわりは漢字でこのように書く?

ひまわりは漢字だと

向日葵(ひまわり)

という風に書きます。

 

知らない人はおそらく

一目で「向日葵」という漢字を見ても
「ひまわり」と読むと分からないかと思いますが、

 

どうしてひまわりの漢字が

向日葵

となっているのかと言えば、

 

ひまわりが太陽(日)の動きに合わせて
それを追うように花も向きを変える事から

向日葵

という感じが使われるようになりました。

 

ただ、

向きを変えるような動きは
生長が盛んな時期だけとなり、

つぼみが大きくなり花が開く頃には
生長が止まって動かなくなります。

 

なので

実際のところ開花したひまわりの花が
太陽の動きに合わせて向きを変えることはないです。

 

ひまわりの花は
まるで太陽を思わせるような色と形なので、

花も太陽の動きに合わせて
向きを変えるイメージが出来たのかもしれません。

 

その他にもひまわりの漢字には

 

日輪草

日回り(日廻り)

日車

日車草

 

といった呼び方が存在しますし、

 

「向日葵」の読み方は他に

ヒュウガアオイ

という読み方も存在しています。

 

「日車」や「日回り(日廻り)」といった漢字は
向日葵と同じように、

 

ひまわりが太陽の動きに合わせて
追うようにして向きを変える

というのが由来になってるのだろうと思いますし、

 

「日輪草」という漢字については

ひまわりの花の形や色が
太陽と似ている事から付けられたのだと思います。

 

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ひまわりの漢字に「葵」がついてる理由は?

ひまわりの漢字は「向日葵」となっていて

という文字が付いています。

 

植物の中には

 

 

アオイ科

と呼ばれる植物も存在していますが、

 

ひまわりはキク科の一年草となっていて
葵とは種類が違いますし、

形も似ても似つかないです。

 

にもかかわらずなぜひまわりの漢字に
「葵」という言葉が用いられてるのかといえば

 

「葵」という漢字には

四方に向いて花が開き、開いて回る植物

という意味が存在していて、

 

アオイ科以外の植物でも

 

山葵(わさび)

蒲葵(ホキ・びろう・あじまさ)

鳧葵(ふき・あさざ)

落葵(つるむらさき)

楚葵(セリ)

 

等のような

四方に向いて花が開き、開いて回る植物には
「葵」という漢字が用いられています。

 

なので同様に

四方に向いて花が開き、開いて回る植物

のひまわりの漢字である「向日葵」にも
「葵」という漢字が用いられているのです。

 

確かに

ひまわりとアオイ科の植物を見比べると
四方に向いて花が開いていますので、

 

「葵」

という感じが用いられていても
おかしくはないのかもしれません。

 

その他のひまわり関係の記事はこちら↓

ひまわりは英語でなんていうの?

 

 

ひまわりの漢字まとめ

ひまわりの漢字については以上。

ひまわりの形や色は
まるで太陽を思わせるものですが、

 

そんなひまわりが生長の段階で
太陽の動きを追うように回る事から

向日葵

となっているのです。

 

そう考えると

ひまわりは太陽と
結びつきの強い花なのだと思います。

 

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