料理に使った後卵の殻をふと

「食べることができないかな」

なんて考えたことがある思いますが、

 

卵 殻 食べる

 

卵の殻は食べることができるのでしょうか?

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卵の殻は食べることができるのか?

まず卵の殻を食べることができるかについては

できます。

 

卵の殻の成分となってる炭酸カルシウムは
酸に溶けますから胃酸で溶かすことができ、

体内へ消化吸収することができるのです。

 

さらに、

炭酸カルシウムは牛乳などに含まれる
カルシウムと同じものになっており、

カルシウムの排出を促すリンの含有量も少ないので

 

卵の殻を食べることによって
カルシウムを体内に摂取することができます。

 

ちなみに

うずらのゆで卵を串に刺し
炭火で焼いた料理も存在しています。

 

 

卵の殻を食べる際の注意点は?

だけど、
そんな卵の殻を食べる際には

 

サルモネラ菌

カンピロバクター菌

 

といった最近に気をつけないといけません。

 

サルモネラ菌は

卵の殻に付着していることがある
食中毒の危険がある細菌となっていて、

 

国内の食中毒事例では
毎年上位に入るくらい件数が多いです。

 

症状は

吐き気、腹痛、悪心で始まり
その後38℃前後まで発熱し、下痢を繰り返します。

 

そして

カンピロバクター菌も同様に
国内で発生する食中毒となっていて、

 

症状として

下痢、腹痛、発熱、悪心、
嘔吐、頭痛、悪寒、倦怠感

といったものが起こる他にも

 

1日最高便回数が多くなり、
まれに血便を伴う比率も高くなります。

 

なので、

卵の殻にカルシウムが含まれてるからと
特に処理もせずに食べると

食中毒になってしまうのです。

 

ただ、

サルモネラ菌もカンピロバクター菌も
70度以上の熱で除去することができます。

 

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卵の殻を食べるにはどうすればいいのか?

卵の殻を食べるとなれば

前述の通りサルモネラ菌等により
食中毒になる危険がありますし、

 

そうでなくても卵の殻をそのまま食べると

口の中や喉の奥などを
傷つけてしまう危険があります。

 

なので、

卵の殻を食べるときには
事前に処理をしておく必要があります。

 

そして卵の殻の処理方法については
こちらの動画で紹介されておりますので

参考にしてみてください。

 

 

 

1.卵の殻を水洗いして自然乾燥させる(膜はとらない)

2.卵の殻がよく乾いたら冷蔵庫に言える

3.鍋にお湯を沸かして5~10分ほど除菌を行う

4.電子レンジ500Wで4分ほど熱する

5.ミキサーで粉砕すして粉末状にする

 

こういった手法によって

卵の殻を粉末状にしたら
後はそれを食べ物にかけるなどして食べましょう。

 

ちなみに1日の摂取量としては

スプーン1/2杯程

が目安となっております。

 

 

卵の殻を食べることはできるまとめ

卵の殻は食べることはできますが、

そのまま食べると食中毒や
口の中を切る危険性が存在するので、

 

加熱処理をしたうえで
ミキサーで砕いて粉末状にしておきましょう。

 

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