ジョージ・ワシントン大統領といえば

 

桜

 

ワシントンの桜の木

の話がとても有名ですね。

 

そんなワシントンの桜の木は
実は嘘だったともいわれています。

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ワシントンの桜の木は嘘なのか?

ジョージ・ワシントン大統領に関するエピソードだと

 

少年時代のワシントンが
鍛冶屋さんから斧を借りたとき、

 

どうしても試しに何かを切りたい
と思っていた時に

父が大切にしていた桜の木を
傷つけてしまいました。

 

その時ワシントンは

「父がこのことを知ると怒るだろう」

と正直に言おうかどうか悩んでいましたが、

 

その翌日にワシントン少年は正直に

「自分がやりました」

と告白をしました。

 

すると父は

「お前の正直な答えは
千本の桜の木より値打ちがある」

といって許してくれました

 

という話が一番有名だと思いますし
誰もが一度は聞いた事があると思います。

 

そして、
このワシントンと桜の木の話には

「嘘をついてはいけない」

という教訓も込められています。

 

しかし、

上記のワシントンの桜の木は
実は嘘だった

という話も出てきているのです。

 

上記の桜の木の話は
ワシントン大統領の没後に

 

メイソン・ロック・ウィームズという
マウントバーノン教区の牧師が出版した

逸話で綴るワシントンの生涯

という本で書かれたエピソードになってます。

 

しかし、
ワシントンと桜の木に関するエピソードは

初版~第四版までは掲載されず
1806年の第五版から掲載されたのです。

 

つまり、

ワシントンと桜の木の話は
後から追加された話という事です。

 

さらに、
ジョージ・ワシントンが生まれたのは1732年で

ワシントンと桜の木の話は
ワシントン大統領が6歳の時の話とのことで

 

そこから逆算すると

1738年頃

という事になります。

 

ですが、

ワシントン大統領が子供の頃には
アメリカ大陸には桜の木はなかった

とされています。

 

なので、
上記のような理由から

ワシントンと桜の木の話は嘘

と言われているのです。

 

ちなみに、

メイソン・ロック・ウィームズが牧師をしていた
マウントバーノン教区というのも

実際には存在してないとのことです。

 

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ワシントンの桜の木が嘘なら

ワシントンの桜の木が嘘で

ワシントン大統領が子供の頃に
アメリカ大陸に桜の木が無かったのだとすれば

 

アメリカに大陸に桜が入ってきたのは
いつ頃になるのでしょうか?

 

一応調べてみたところだと

1912年に日本から米国のワシントンD.Cに
ソメイヨシノが贈られた

という話がありますが、

 

それ以前に

桜がアメリカに輸入されたという話は
特に見つかりませんでした。

 

ただ、

桜の木の話が追加された
第5版が出版された1806年には

 

桜の木が存在していた

と考える事が出来ます。

 

しかし、

日本が開国するきっかけになった
黒船来航の年は

1853年

となっていますので、

 

アメリカ大陸に桜の木が入ったのは
日本由来というわけではなく、

 

中国等のその他の国

からの可能性が高いのではと思います。

 

 

ワシントンと桜の木まとめ

ワシントンと桜の木に関しては以上です。

 

上記のエピソードは
とても有名な話になってますが、

実は嘘だったという噂も存在していて
様々な憶測を呼んでいますね。

 

とはいえ、
例え嘘だったとしても

そんなエピソードが追加されて
さらに本当だと信じられている事からも、

 

ジョージ・ワシントン大統領の
信頼や人望といったものが伺えます。

 

ちなみに
桜に関する話題は他に

 

山桜の花言葉はこんな言葉が使われてる?

山桜とソメイヨシノの違いは 咲くのが早いのは?

山桜の開花時期はいつ頃 有名なところだと?

白い桜って名前はなんというのか?

桜の種類は 名前は主なものだとこうなる?

 

といった記事でまとめてます。

 

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